中米コスタリカの沖合で先日、全身が“真っ白”な珍しいカジキが撮影され、話題を呼んでいる。撮影したマーベリック・ヨット・アンド・スポーツフィッシング・チャーターによると、このカジキは背びれなどの特長やサイズからニシクロカジキだと見られており、90分間におよぶ“格闘”の末に釣り上げ、再び海にリリースしたという。一部の地元メディアは“アルビノ”と伝えているところもあるが、目が黒いことからリューシスティック(白変個体)の可能性が高いようです。
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カジキマグロ」という言葉をよく聞きますが。

「かじきまぐろ」という魚はいないです、カジキの食味がマグロと似ている事と、鮪と同じ遠海漁船で水揚げされる事が多かった事。身持ちのよいカジキは昔から仕出し屋の惣菜にも重宝されました、大型の高級魚にちなみマグロが付いてしまった、諸説ありますが、カジキをそのへんから消費者も混同するようになったのでしょう。

しかも魚関係の業者さえ「かじきまぐろ」って言葉を堂々と使ってるから、これは、消費者を責められません。なんとも困ったものです。

1954年、マグロ漁船【第五福竜丸】がビキニ環礁の水爆実験に遭遇し被曝した事件がありました。この事件を報じる際に、日本のメディアは「カジキマグロ」という呼び方をしました、この事が日本人がカジキをカジキマグロと呼んでしまう原因になったとする説もあります。

マグロはサバ科の魚であり、カジキとは科の異なる種です、カジキマグロという魚は存在しません。

ちなみにカジキとは漁船の船底の舵木を強靭な
ツノで付き通してしまう為、つけられた名前だそうです。

続きは。。世界のカジキ12種。いっちゃいます!お楽しみに。